導入事例

消費者が実際にたどる購買ジャーニーを見る。

OmniROI の調査は、消費者が実際に行ったことを土台にしています。以下のジャーニー調査では、ブランドチームがプラットフォームごとのレポートに代えて、一つの完全なエビデンスを手にするまでを紹介します。

本事例は実際に納品した調査に基づいています。お客様と参加者のプライバシー保護のため、顧客名は記載せず、すべての数値は匿名化・集計のうえ、範囲または概数で表記しています。

ベビー・マタニティ用品カテゴリー · マルチプラットフォーム EC

ベビー・マタニティ用品カテゴリーの購買ジャーニー

ある国際的なベビー・マタニティ用品ブランドは、複数の主要 EC プラットフォームで同時に広告と販売を行っていました。各プラットフォームはそれぞれのダッシュボードを提供しますが、全体を通して見えるエビデンスはありませんでした。OmniROI は AURA™ 監査基準のもとで実際の買い物客のジャーニーを最後までたどり、これまで答えられなかった三つの問いに答えました。

ブランドチームが知りたかった三つのこと

  1. 1 注文する前に、消費者は複数のプラットフォームをどう比較し、何を見て、どこで迷っているのか。
  2. 2 店舗内プロモーションの費用は小さくありません。どの掲載位置が実際に見られていたのか。
  3. 3 アンケートで語られる購入理由は、実際の購買行動と一致しているのか。

調査で分かったこと

四つの発見は、いずれも消費者が実際に見たもの・行ったことまでさかのぼって確認できます。

01

注文までの経路が初めて可視化された

プラットフォームへの流入から注文完了まで、最も深い八段階の経路を段階ごとに再現しました。これまで見えなかった事実の一つが、注文の 7%〜15% は、消費者が異なるブランドの店舗間を直接行き来して比較した後に発生していたことです。旗艦店は孤立していません。比較の場面をどう受け止めるかが、最後の一歩を左右します。

02

実際のリーチは少数の中核掲載位置に集中

130 を超える店舗内掲載位置を一つずつ確認し、検出できたものとできなかったものをそのまま記載しました。リーチは十数個の中核位置とその組み合わせに集中し、少数の中核的な組み合わせだけで多くの購入者をカバーしていました。一方、多数のロングテール位置は、この購入者層にはほとんど見られていませんでした。

03

注文明細により客単価が説明できるようになった

600 件以上の注文明細と行動データは同じ参加者から得られており、相互に突き合わせられます。約 7 割の注文はカテゴリーをまたぐ買い物かごで、かご全体の単価はカテゴリー単価のおよそ 3 倍でした。観測数が足りない内訳は、推測値で埋めずにその旨を明記しています。

04

確認できるジャーニー指数により、経路の比較が可能に

AURA™ ショッピングジャーニー指数(OJI)は、流入力、比較段階での競争力、経路の効率、購買の質という四つの観点を 100 点満点で統合します。すべての結果は裏付けとなるエビデンスまで開いて確認でき、一つの基準で測られ、同じ買い物客の実際の注文によって継続的に検証されます。

AURA™ は OmniROI 独自の監査基準であり、知的財産です。これは監査基準であり、規制上の認証ではありません。

ブランドチームが判断に使えたもの

ジャーニー全体の評価

四つの観点がそれぞれ強みと課題を示し、次に補うべき段階と、資源を投じるべき掲載位置が明確になりました。

プラットフォーム予算の配分

各プラットフォームがジャーニーで担う役割に初めて行動の裏付けがつき、予算の議論が個別のレポートの突き合わせから、同じ買い物客の一つのジャーニーへ変わりました。

店舗内運用の重点化

中核となる掲載位置の一覧と、消費者が比較する場面をどう受け止めるかの改善方針。

指標定義の整理

かご全体の単価とカテゴリー単価を分けて管理し、アンケートの結論を実際の行動で補正します。

完全版の事例を入手する

完全版には、調査設計、四つの発見の詳細、納品物、推奨する次のステップを収録しています。三つの業務情報をご記入いただければすぐにダウンロードでき、お仕事用メールにも控えをお送りします。